大里です。 >From: 加藤 雅 <mkato@xxxxxxxxxxxxx> >Subject: [vine-users:078738] Re: apt-get updateがおかしい >Date: Sat, 13 Sep 2008 20:48:02 +0900 > 早速 rcs をインストールしてみました。 いまどき RCS ってのもどうよ。というご意見もあるかもですが。 ともかく、古くて枯れているのが取り柄でしょう。 最初に RCS を使ったのは、まだ Linux も Windows もない頃だった気が。 そして、いまマニュアル読んでも、当時と殆ど変わっていない。 RCS でちょっと要注意なのが、ファイルへのアクセス権は EUID なのです が、リポジトリへのアクセス権は LOGNAME になるということです。 /etc /usr 等のファイルをいじるには root の UID が必要ですが、作成 したリポジトリは LOGNAME の持ち物になります。 ただ、これは、su で使うにはいいのですが、sudo をデフォルトで使うと LOGNAME まで root になっちゃうのでちょっと不便です。 これには、対処法は色々あるとは思いますが。 sudoers の man page にも RCS 使用時の注意が書いてあるように、わたし は sudo の set_logname を off することで su と sudo の挙動を一致さ せています。 こんな感じ。(たまたま centOS なので行位置は Vine と違うかも) $ sudo rcsdiff -r1.2 -r1.3 /etc/sudoers =================================================================== RCS file: /etc/RCS/sudoers,v retrieving revision 1.2 retrieving revision 1.3 diff -r1.2 -r1.3 28c28 < --- > Defaults !set_logname 30a31 > # ついでに rcsdiff の使用例まで説明できちゃう副作用^^;。 あえて、Lawrence さんへのフォローアップじゃなくて、加藤さんの方に ぶら下げたのは、UID と LOGNAME の違いを意識していないと rcs はお薦 めしにくいなぁ、と考えましたので。 Lawrence さんには、とりあえず、加藤さんの仰るように cp -a foo.conf foo.conf-backup-copied-at-$(date +%Y%m%d%H%M%S) がよいかと思います。 -- ; kazz / 大里和朗