長南です。 梅田さんのメールより [vine-users:078824] > > # modprobe vga16fb > > だけで、文字化けはすっかり無くなりました(起動時は元々文字化けしません)。 ああ、素のコンソールでは日本語が文字化けするという話だったのですね。 それはそういうものです。わたくしは、日本語表示を可能にするのが面倒な ときは、LANG=C にして、メッセージなどを英語にしてしまいます。 > この、カーネル行の編集なのですが、vga=0x314が無かったので、追加しよ > うとしたら”=”が入力できず、”_”が入力されてしまうのです。 OS が起動され、キー設定が読み込まれるまでは、キー配列はデフォルト、 すなわち英語配列ですから。その場合「=」は「へ」を押せば出ます。 Grub 起動画面での編集や、コンソールにおける日本語表示については、 オンライン・マニュアル(/usr/share/doc/Vine/users-manual.html)にも かなり丁寧な説明がありました。「第 1 章 Vine Linux の起動」の 「1.1. Linux の起動」と「1.2.1. コンソールからログインする」です。 コンソールで日本語表示ができるようになったので、今度は日本語入力です。 オンライン・マニュアルにも「1.2.3. フレームバッファコンソールでの 日本語入力」にすこし説明があります。 要するに、anthy を日本語変換エンジンとして使うのなら、まず、 uim、uim-fep、uim-anthy、uim-gtk の四つをインストールしろと いうことです。uim-gtk に uim-pref-gtk が入っています。なお KDE 環境なら、uim-gtk の代わりに uim-qt をインストールします。 X 環境で uim-pref-gtk を起動し、uim の設定ファイルを作ります。 このとき、すくなくとも「全体キー設定 1」で「全体オン」と「全体オフ」の キーを決めておく(と言うか、追加しておく)必要があります。コンソールと X ではキーの機能と言うか意味が違うことがあるので(たとえば「半角/全角」)、 「Control \」あたりを追加しておくのが無難です。 これでコンソールで日本語入力する用意ができました。コンソール上で uim-fep を実行します。Control と \ を同時に押せば、日本語入力ができるはずです。 以上で問題があったら(たぶん、あると思います)、また質問してください。 もっとも、わたし自身、uim の設定がよくわかっていないので、答えられ ないかもしれませんけれど。 -- 長南洋一