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[vine-users:078838] Re: コンソ ール面画で文字化けし、日 本語入力が出来ない。

  • From: 長南洋一 <cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:078838] Re: コンソ ール面画で文字化けし、日 本語入力が出来ない。
  • Date: Sat, 27 Sep 2008 09:11:58 +0900 (JST)
長南です。

梅田さんのメールより [vine-users:078824]
> 
> # modprobe vga16fb
> 
> だけで、文字化けはすっかり無くなりました(起動時は元々文字化けしません)。

ああ、素のコンソールでは日本語が文字化けするという話だったのですね。
それはそういうものです。わたくしは、日本語表示を可能にするのが面倒な
ときは、LANG=C にして、メッセージなどを英語にしてしまいます。

> この、カーネル行の編集なのですが、vga=0x314が無かったので、追加しよ
> うとしたら”=”が入力できず、”_”が入力されてしまうのです。

OS が起動され、キー設定が読み込まれるまでは、キー配列はデフォルト、
すなわち英語配列ですから。その場合「=」は「へ」を押せば出ます。

Grub 起動画面での編集や、コンソールにおける日本語表示については、
オンライン・マニュアル(/usr/share/doc/Vine/users-manual.html)にも
かなり丁寧な説明がありました。「第 1 章 Vine Linux の起動」の
「1.1. Linux の起動」と「1.2.1. コンソールからログインする」です。


コンソールで日本語表示ができるようになったので、今度は日本語入力です。
オンライン・マニュアルにも「1.2.3. フレームバッファコンソールでの
日本語入力」にすこし説明があります。

要するに、anthy を日本語変換エンジンとして使うのなら、まず、
uim、uim-fep、uim-anthy、uim-gtk の四つをインストールしろと
いうことです。uim-gtk に uim-pref-gtk が入っています。なお
KDE 環境なら、uim-gtk の代わりに uim-qt をインストールします。

X 環境で uim-pref-gtk を起動し、uim の設定ファイルを作ります。
このとき、すくなくとも「全体キー設定 1」で「全体オン」と「全体オフ」の
キーを決めておく(と言うか、追加しておく)必要があります。コンソールと
X ではキーの機能と言うか意味が違うことがあるので(たとえば「半角/全角」)、
「Control \」あたりを追加しておくのが無難です。

これでコンソールで日本語入力する用意ができました。コンソール上で

  uim-fep

を実行します。Control と \ を同時に押せば、日本語入力ができるはずです。

以上で問題があったら(たぶん、あると思います)、また質問してください。
もっとも、わたし自身、uim の設定がよくわかっていないので、答えられ
ないかもしれませんけれど。

-- 
長南洋一