長南です。 uim-fep の設定について、[vine-users:078838] を書いたときには わからなかったことがわかったので、このメールにつなげます。 コンソールで漢字変換時に文節を短縮できるようにするための設定です。 [vine-users:078838] より > > コンソールで日本語表示ができるようになったので、今度は日本語入力です。 > オンライン・マニュアルにも「1.2.3. フレームバッファコンソールでの > 日本語入力」にすこし説明があります。 > > 要するに、anthy を日本語変換エンジンとして使うのなら、まず、 > uim、uim-fep、uim-anthy、uim-gtk の四つをインストールしろと > いうことです。uim-gtk に uim-pref-gtk が入っています。なお > KDE 環境なら、uim-gtk の代わりに uim-qt をインストールします。 > > X 環境で uim-pref-gtk を起動し、uim の設定ファイルを作ります。 > このとき、すくなくとも「全体キー設定 1」で「全体オン」と「全体オフ」の > キーを決めておく(と言うか、追加しておく)必要があります。コンソールと > X ではキーの機能と言うか意味が違うことがあるので(たとえば「半角/全角」)、 > 「Control \」あたりを追加しておくのが無難です。 > > これでコンソールで日本語入力する用意ができました。コンソール上で > > uim-fep > > を実行します。Control と \ を同時に押せば、日本語入力ができるはずです。 これだけではコンソールで漢字変換をするときに文節を伸ばすことは できても、縮めることができないと思います。X 上で uim を使うのなら、 Control + o、Control + i などで問題なく文節の伸長・短縮ができるのですが。 X 環境で uim-pref-gtk を起動したら、「Anthy キー設定 1」を選び、 「文節を縮める」に tab キーを追加してください。これでコンソールでも tab か Control + i で文節の短縮ができるようになります。 /usr/share/doc/uim-fep-1.3.1/README.ja を参考にしました。 何故 tab が必要かわけがわからないので、典型的な bad know-how で しょうが、とりあえず用が足りると思います。uim-fep が新しくなれば、 こんなことはしなくてもよくなるのでしょうけれど。 -- 長南洋一