長南です。 面白いですね、もうちょっとで何とかなりそうで。 ばんのさんのメールより [vine-users:051349] > > ここに来て、めちゃくちゃ初歩的なことなんですが、 > rescueとかでコマンドプロンプトにしたとき、 > 使えるエディタってなんですか?(汗 ブートディスクから boot: linux rescue で起動したときは(レス キュー・モードと言うことにします)、そのままではエディタが 使えないようです。でも、chroot /mnt/sysimage (でしたっけ)を やった後なら、vi でも emacs でも jed でも使えるのでは。 > 裏技だったのかぁ・・・ 裏技でしょう。だって、CD-ROM イメージからのインストールなんて、 Project Vine では、おそらく考えていなかったでしょうから(考えては いたけれど、いろいろ問題があるから秘密にしていたのかも)。 今日、CD-ROM イメージからのインストールを最後まで試してみました。 おっしゃるとおり、「インストール後の設定」とかいう段階で、 「未処理の例外が発生」して中断してしまいますが、一応、パッケージ のインストールは終わっているようです。 レスキュー・モードでブートして、ざっと調べてみました。 /mnt/sysimage/etc に(長いパスを書くのが面倒くさいし、ルート デバイスの /etc ですから、以下では /etc) lilo.conf が出来て いなかったのは当然として(ちょっとワケがあって、LILO を使わず、 フロッピー・ブートにしているので)、/etc/hosts すら存在せず、 /etc/sysconfig/network も出来ていませんでした。パスワードに ついても、/etc/passwd にユーザーの設定が存在しませんし、root の パスワードも「なし」になっています。また、shadow password も 有効になっていません。X の設定も、やってありませんでした。 ほかにも、存在しない設定ファイルがあるかもしれません。早い話、 インストール中にやった様々な設定が、全部消えてなくなっている らしい、ということです。 それでも http://vinelinux.org/vine25bugs.html を参考に起動ディスク を作り、フロッピー・ブートしたら、Vine が一応起動しました。起動時や 終了時にいくつも [FAILED] が出ますし、漢字が入れられなかったり、 /var/log/messages に変なメッセージがあったりしますが、/etc/hosts や /etc/syconfig/network をきちんと設定すれば、だいたい解決する ようです。LILO ブートでも大丈夫なのではないでしょうか(安請け合い)。 とは言え、インストール後に設定でいろいろと苦労しなければなりません。 他人に勧められるインストールの裏技とは、あまり言えませんね。 それから、Win NT 系では、LILO を MBR に入れない方がよいという 説があります。MBR に入れても問題なかった、と言う方もいらっしゃい ますけれど。ですから、LILO を MBR に入れるのなら、MBR を復旧 できることを確認してから、やってください。私は Win NT 系を使った ことがないので、このへんは曖昧なことしか言えません。 -- 長南洋一 cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx