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[vine-users:059349] Re: VineLinuxPPC インストール CD から起動できません

  • From: K Hanai <hanai@xxxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:059349] Re: VineLinuxPPC インストール CD から起動できません
  • Date: Wed, 02 Apr 2003 09:04:32 +0900 (JST)
花井@京都です.

From: Hajime Tanaka <BYH01337@xxxxxxxxxxx>
> 立ち上げて並列計算を行うための起動CDを作成してみようと思います。そこで
> installer cdromの仕組みを理解したく、いただいた解説がありがたいのです
> が、しょっぱなからつまづいてしまいました。以前購入したVineLinux2.1R,
> 2.5Rを用いても、本日中古でCD-RWドライブとToast 5を購入し、ダウンロードし
> たVineLinux2.6r1のCDimageを焼いても、CDからG3/DTを起動することができませ
> ん。

購入したVineLinux2.1R,2.5R,Toast で焼いたVineLinux2.6r1,どれも
C 起動がうまくゆかないということでしょうか.2.1R は購入した cdrom
のままでも C 起動がうまくゆかないのでしょうか? もし,そうだとしたら,
その cdrom がおかしいとしか思えません.最初からマシンに添付されてい
る MacOS cdrom では C 起動するのでしょうか? 購入した 2.1R cdrom で
C 起動がうまくゆかないということは,正規の MacOS cdrom でも起動しない
のではないかと思われるのですが.

それから,前の僕の返信で,miBoot や yaboot はフリー(GNU Liscence)で
使える,と書きましたが,確かにこれらはそうなんですが,Oldworld マシ
ンで C 起動できるようにするためには cdrom に Apple 社製のドライバーを
インストールする必要があり,これは自由には使えません.でも,マシンを
所有していて,それら(のみ)を(自分が使うために)起動するためなら,
コピーして使うことはできます.Toast で「起動できるようにする」という
オプションをつけて焼くことで実現できます.(Newworld 機は特別なドライ
バーは必要ありませんので,yaboot を適切に設定するだけで起動できます)

OF と Boot の関係の説明として,
http://www.imaclinux.net/gh.php?single=76
(imaclinux の site の User Guids の中の 
A guide to Open Firmware - The Apple BIOS という解説があります.
Oldworld 機にはそのままは当てはまりませんがOldworld 機でも OF が利用
されていることは確かです)
この解説の最後には Apple の OF に関するドキュメントへのリンクもありま
す.
またここの User Guids には,
Setting up Quik - The quik boot loader is used on Oldworld (Beige) 
Macs to start Linux from OpenFirmware
という記事もあり,参考になるかも知れません.でも,quik はトリッキーな
ので,あまりお勧めしません.

miBoot そのものの使い方は VinePPC についているドキュメントが一番丁寧で
詳しいです.http://vinelinux.org/ppc/manual/node51.html