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[vine-users:060159] Re: Tgif でビットマップ画像を挿入

  • From: Noriaki OZAWA <ozawa@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:060159] Re: Tgif でビットマップ画像を挿入
  • Date: Sun, 04 May 2003 23:08:42 +0900 (JST)
小澤といいます.

From: Kenji Teranishi <g0274501@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [vine-users:060068] Re: Tgif でビットマップ画像を挿入
Date: Tue, 29 Apr 2003 20:37:18 +0900
Message-ID: <20030429203718.23988f33.g0274501@xxxxxxxxxxxxxxxxx>

> に落とすという意味ですね。また、以前議論された内容で
> 
> > TGIFのホームページ内のFAQ
> > http://bourbon.usc.edu:8001/tgif/faq/manycolors.html
> > には256色しか使用できないような感じに書いてますが,
> > 試してみたところそれ以上でも大丈夫のようです.
> 
> とありますが、Tgifで256色以上の画像を貼付ける設定というのは
> 具体的にはどのように設定すれば良いのでしょうか?

この文章は私が書いた部分なので一応責任もって答えておきますと・・・

結論からいいますと,256色以上使われている画像を読み込むために,
特別な設定は必要ないはずです.
私の環境は Vine2.6r1.Tgif のバージョンは 4.1pl42 です.

実際,寺西さんが最初に行ったように
   Tgif.ImportFilter0: WindowsBMP bmp bmptoppm %s | ppmtoxpm
としてあれば,BMP が何色使用していようと XPM に変換して読み込むことができます.
読み込めていたからこそ,
   XPM objects that have more than 255 colors have been skipped during 
   printing / exporting.
   You can use Reduce Colors() from the ReduceNumberOfColors Submenu
   of the ImageProc Menu to reduce their number of colors.
というメッセージが出力されたわけです.

ここで言ってる Reduce Colors() というのは,
「編集」-「画像処理」-「減色」で表示される処理のことです,具体的には
 「デフォルトの色階調設定」
 「Pixmapの色階調に減色」
 「デフォルトの色階調に減色」
 「Default Error Diffuse」
が使えます,ということです.
たぶん日本語で表示してしまっているので気づかなかったのだと思いますが,
英語環境で見れば
「Edit」-「Image Proc」-「Reduce Number Of Colors」
 「Set Default Color Levels」
 「Reduce To Pixmap Colors」
 「Reduce To Default Colors」
 「Default Error Diffuse」
に対応しています.
画像オブジェクトを選択しておいてからこの処理を行えば,選んだ方法によっ
て減色処理を行ってくれます.しかし,その処理結果が満足できるものである
かどうかは,また別の問題です.

以前も少し触れましたが,Tgif が扱えるカラー画像フォーマットは,結局の
ところ XPM だけです.他のフォーマットはフィルタによって XPM に変換して
います.とにかく XPM に変換できれば,その XPM をそのまま Tgif に取り込
むことができます.
#ただし,一部のアプリケーションで作成した XPM は読み込むことができませ
#んでした.具体的には ImageMagick の convert で生成したものは,色情報の
#フォーマットを解析できないようです.

ここから後はおまけですので参考までに.
Tgif に画像を読み込む場合は,Tgif で何をしたいかでやり方が変わるのと,
それによって,できることに,ある程度制限がでてしまうということです.

1. Tgif 上に画像がそのまま表示されることが重要な場合.
   Tgif の画面をそのまま使ってプレゼン・・・などということはほとんど
   ないと思いますが,画像を読み込むだけであれば obj ファイルとして
   保存もできますし問題はありません.
   この場合,XPM ファイルを作ってから張り付けるか,適切なフィルタで
   XPM に変換するということになります.

2. 画像を出力する必要がある場合.
   出力フィルタに関しては記述が見付けられなかったので,あくまでも推測
   になりますが,256色以上の画像を出力しようとした場合は,なんらかの制
   限が加わるようです.
   JPEG や GIF に出力しようとすると,
      Too many colors: xxxxx (limit is 6400) in the image.
   と,いわれますし,寺西さんが行ったように EPS	に出力したり印刷したり
   しようとすると
      XPM objects that have more than 255 colors have been skipped
      during printing/exporting
   といわれます.
   安全策としては,やはり 256 色以下にするというのが無難でしょう.
   #メッセージを素直に解釈すると255色までということになるのでしょうか?
   一般的な画像であれば,上に述べた減色処理を施せばいいのでしょうが,
   画質が求められる場合は,別のアプリケーションで変換したものを取り
   込むというのが確実かと思います.
   
   しかし,ここで例外がありまして,EPS ファイルを読み込んで,EPS に出
   力する場合は,EPS フォーマットの性格上,問題なく出力できます.
   ただし,EPS を読み込んだ場合,プレビューが付いていない場合は画面上
   では枠しか表示されません.また,他のフォーマットに出力しようとした
   場合にプレビューどおりの画像が出力されてしまいます.
   EPS ファイルは,「埋め込む」と obj に内容が出力されますが,普通にイ
   ンポートした場合は リンク した状態になります.

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