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[vine-users:063783] 起動時の fsck にてファイル破損及び起動不良

  • From: ichikawa <ichikawa@xxxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:063783] 起動時の fsck にてファイル破損及び起動不良
  • Date: Thu, 8 Jan 2004 00:31:24 +0900
市川@市川市と申します。

ちょっと困った現象に遭遇しましたので投稿致します。

ノート PC 2 台において vine 2.6r3 をクリーンインストールしました。その
直後に、それまで vine 2.6r1 で行っていたのと同様に下記設定を施しました。
(ファイルシステムはインストールで作成される標準の ext3 のままです)

# tune2fs -c 20 -i 6m /dev/hdaxx
# tune2fs -C 20 /dev/hdaxx

再起動後の fsck にて下記のようになり、、<inode-number> に出てくるファ
イルが修復出来ず /lost+found にいってしまいました。

...
Pass 3: xxxxxxxxxxx
Pass 3A: Optimizing derectories <inode-number ...>
...

一台目は <inode-number> が /dev でしたので、/dev 以下のファイルの多く
が /lost+found にいってしまい正常に起動しなくなりました。今のところ
apt-get --reinstall install dev 等でとりあえず対処しています。

二台目は <inode-numver> が /dev と幾つかのライブラリやその他多数(log
に残らない為記録出来ていません)がその対象になったようで、幾つかのプロ
セスが起動しません。今のところそのままにしています。

原因と対策を知りたく、皆様に助言を求める次第です。

幾つか検証したものを以下に記します。

1. 二台とも CD-R に自分で記録したインストールメディアを使用。メディア
   不良がないとは言い切れないが、ダウンロードした CD イメージと、記録
   直後 readcd にて読み込んだ物の md5sum と cmp での比較は問題なし。

2. rpm -V e2fsprogs は問題なし。念の為
   apt-get --reinstall install e2fsprogs としが状況は変わらず。

2. Optimizing ... の部分は e2fsck の -D オプション(man にはあるが jman
   には記述がない)のように見えるが、/etc/rc.d/rc.sysinit にそれらしい
   記述は発見できない上、別途 e2fsck -f -D /dev/hdaxx とすると、もっと
   沢山の <inode-number> が出てきて、同じ動作とは思えない。
   (initlog -c "fsck xxx" とあるがログに残らないのは syslogd との兼ね
   合いでしょうか?)

3. tune2fs -C 20 /dev/hdaxx として再度起動時に fsck を走らせると、必ず
   前回と同じ <inode-number> にて Optimizing ... となる。ただし、ファ
   イルが壊れる事は今のところ起きていない。また、起動後に手動で fsck
   しても Optimizing ... と出る事もある。

4. ext3 ではあるが出来れば定期的な fsck による検査を行いたい。(jman
   tune2fs の記述を見るとそう思う)

5. 2.6r1 の時に Optimizing ... の表示は特に記憶がない。(もしかしたら一
   度くらい出た気もするので自信なし… ^^;;)

6. 二台の PC での同様に起きるのであれば、他の PC でも再現する可能性が
   あるし、再現されてしまうと大変困ると思う。

何かお気付きの方は情報を頂ければ幸いです。
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ichikawa <ichikawa@xxxxxxxxxxxxxxxx>