花井@京都です。 From: "Satoshi I.Nozawa" <snozawa@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> > あと iBook G4 をデュアルヘッド化していますので、yaboot を入れてしまう > と Open Firmware に落ちてしまいます。 > > boot-empty, unknown word > Apple PowerBook6.3 4.7.7f0 BootROM built on .... これは、最初の行に unknown word と出てますように、OF に読ませている 起動スクリプトにエラーがあるためです。/etc/yaboot.conf のどこかに間 違った keywords が書き込まれたりしていないか、良くチェックしてみて ください。Vine に入っている xybin は動きませんでしょうか?これだと 自動で作ってくれ、今まで、エラーでおかしくなった経験はないです。 ただ、どうして macosx のパーティションを認識してくれないのかは分か りません。うちではそういうことは経験したことないです。 Apple_Bootstrap partition にインストールされる、ブートスクリプト ofboot.b を(このパーティションは hfs なので、mount -t hfs とすれ ばマウントできます)調べて見られてはいかがでしょうか。単なる短い テキストファイルですので、目で見てチェックできます。このスクリプト の元は、/usr/lib/ybin/ofboot の313行目以降です。 でも OF に落ちても、boot hd:8,yaboot とすれば、起動してくれるのですよ ね? Apple_Bootstrap に置いている起動スクリプトは bless されないといけ ないのですが、その辺がうまくいってないという可能性もあるのでしょうか? Vine は xybin でやってますが、もともとは /usr/sbin/mkofboot でやります (vine も xybin からこれを呼び出しているだけとは思います)。一度、 このコマンドを使ってみるのもいいかも知れません。/usr/sbin/mkofboot -v とするだけです。実行すると、起動パーティション(/dev/hda8)を初期化す るか、と聞いてきますので、もう一度初期化してみる方がいいかも知れません。 > これなんですが、インストール時に 青い球の上に Vine Linux のロゴが出て、 > カーネルメッセージが 10 行程度出ると、あとは真っ暗になってしまいます。 カーネルの radeon driver がよくないのかも知れません。 一つの手は、Vine の Testpkg (ppc) のところに 2.6.9 カーネルが置いてあ りますので、これを試してみることです。試すだけなら、kernel package の み(kernel26-2.6.9-0vl2.ppc.rpm)を ivh でインストールすればいいです。 yaboot.conf にこのカーネルのエントリーを作って、label をlinux26 とで もしておいて、起動時、yaboot のboot: のプロンプトで linux26 とすれば、 このカーネルで起動します。このエントリーを default にしなければ、 linux26 と指定しない限りこのカーネルでは起動しませんので安心です。 このカーネルを使う時の注意は、キーボードインプットドライバーが 2.4 カーネルとは全然違う(2.4 で使っている keyboard driver が 2.6 カーネル ではなくなった)ので、それなりの対策をしてこのカーネルで起動しない と、全くキーボードが使えなくなります。(その時でも、ネットワークからロ グインはできます) このカーネルでのキーボードの設定は、 /etc/sysctl.conf に以下の行を追加。 dev.mac_hid.keyboard_sends_linux_keycodes = 1 /etc/sysconfig/keyboard は KEYBOARDTYPE="pc" KEYTABLE="jp106" とする。 X は、/etc/X11/xorg.conf で Section "InputDevice" Identifier "Keyboard0" Driver "keyboard" Option "XkbRules" "xfree86" Option "XkbModel" "jp106" Option "XkbLayout" "jp" EndSection とします。 うちの PBG4/550 で使ってみてますが、これでコンソールも、X もうまく動い ています。ただ、あくまでも Testpkg ですので、まずい点はいろいろあるか も知れません。