京都産業大学の大本です.
At 0:18 AM +0900 05.2.1, y_shiro@xxxxxxxxxxxxxxxx wrote:
/mnt以下に自動でできるmountポイントにmount
$ mount
none on /mnt/USB_TO_IDE-sda3 type
supermount(rw,noexec,nosuid,nodev,dev=/dev/sda3,fs=ext2:vfat:iso9660:udf)
自分で作成したmountポイントにmount
$ mount
/dev/sda3 on /mnt/mobile type ext3 (rw)
確かに、mountのオプションが異なるようです。
supermountのためじゃないでしょうか?
以下のページにsupermountとは何物か書いてありますね.
http://supermount-ng.sourceforge.net/
#supermountとはpseudo-filesystem(疑似ファイルシステム?)だそうで.
こんなことが記載されてます.
Supermount detects when you have finished activity on the subfs, and
will flush all buffers to the disk before completing the operation.
So, if you copy a file onto a supermounted floppy disk, the data
will all be written to disk before the "cp" command finishes. When
the command does complete, it will be safe to remove the disk.
これは,通常のLinuxのディスク書き込み操作であれば,バッファリングされ
ているためにメディアを取り外す時にはsyncが必要なのに対して,
supermountが効いていると書き込み操作が完了した時点で,全ての書き込み処
理が完了しているような裏方の役割を果たすようです.
要するに,syncしなくてもいきなりメディアを物理的に取り外してもファイル
システムの不整合を引き起こさないということになるかと思います.USBスト
レージ取り扱いの利便性は高くなりますが,トレードオフとして書き込み速度
が犠牲になってるのでしょう.
USBストレージの制御はmurasakiがやってくれてますが,usb storageに関しては,
/usr/lib/murasaki/usb_mount
のスクリプト中で色々細工を施してるようですが,このスクリプト中に
USE_SUPERMOUNT=yes
という行がありますから,これを
USE_SUPERMOUNT=no
に変更すれば書き込み速度は手作業でマウントしたときと同等になるのではな
いでしょうか?
ただし,USBストレージ機器を取り外す前に明示的にumount操作(sync操作)
しないと,ファイルシステムが壊れる危険性があるでしょう.
どちらが良いかは一概に言えないですね.
#うちの大学では,さて,どうしよう......
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京都産業大学 工学部情報通信工学科 大本 英徹
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