増田といいます。 virt-installでインストールできるOSは、xenの擬似仮想化に対応したディスト リビューションで、 インストール元にDomU用(擬似仮想化対応のカーネル)の「images/xen/vmlinuz」と 「images/xen/initrd.img」がなくてはいけません。 VineはXen用の環境は用意されていませんので、そのままでは完全仮想化でなけ れば動作 しないでしょう。 擬似仮想化に対応していないLinuxのディストリビューションをXenの擬似仮想化 で動作させる 場合、たとえば以下のような方法があります。 1. qemu、vmware、実機などで一旦Vine4.1をインストールする。 2. VineのカーネルにXen用のパッチをあてて、擬似仮想化用のカーネルを作 成する。 3. 1で作成した環境に2で作成したカーネルをインストールし、そのカーネ ルで起動 できるようにする。 4. CentOSのDom0で、「/etc/xen/」に3で作成した環境を起動する定義ファ イルを 作成し、DomUとして起動する。 他にも3をやらないで、Dom0にあるCentOS用のxenカーネルで起動するように定 義ファイル を作成して1で作成した環境を起動したりもできたような気がします。 擬似仮想化に対応していないLinuxディストリビューションをxenのDomUとして動 作させる方法 としては、CentOS4をDomUに導入する方法がいろんなページに書いてあるような ので、その 辺りを参考にするとよいのではないでしょうか。 #CentOS5の「images/xen/initrd.img」と「images/xen/vmlinuz」をコピーした Vineのインストール用 #ツリーを用意すれば1の導入ができるかもしれませんが、virt-installの動作 を追っていないので #わかりません。 -- 増田貴雄 masuda4ml@xxxxxxxx