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[vine-users:081417] Re: 【再送】ご意見募集: Vine Linux レスキューモード利用ガイド

  • From: TANAKA hioraki <mosaicist@xxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:081417] Re: 【再送】ご意見募集: Vine Linux レスキューモード利用ガイド
  • Date: Mon, 12 Sep 2011 22:31:09 +0900
田中宏明です。

> >  私も事例集は加えたいなとか思ってます。
> >  ということで田中さんの事例を plain text でも結構ですのでより具体的にまとめて
> > みてください(と言ってみるテスト)。
> 
> 後でまとめてみます(まとまるかなぁ ^_^;)。

遅くなりましたが、まとめてみました。
添付ファイルをご一読お願いします。

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 mosaicist@xxxxxxxxxxxxx

 http://okatanainfo.web.fc2.com/
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GnuPG fingerprint = A6D3 ADD9 1A3A EEF1 6040  E500 7A6E 7D4B 02C0 1008
レスキューモード仕様事例

発生まで
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以下のようなパーテーション構成でインストール。Vine Linux 1 のインストール時に Disk Druid で Vine Linux 2 のパーテーションも作成。実際にはもう少し細分化された構成だが省略。

 * /              sda1  Vine Linux 1(実用環境)
 * /mnt/testOS    sda2  Vine Linux 2(テスト環境)

Vine Linux 1 は通常通り sda の MBR の GRUB からの起動。問題なくインストール終了。/mnt/testOS がマウントされていることも確認。
引き続き Vine Linux 2 をインストール。GRUB はパーテーション sda2 の先頭にインストール、MBR の GRUB と二重に経由して起動させる構成。
双方とも、インストールは問題なく終了。

問題発生
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最起動時に Vine Linux 1 が起動停止。エラーは「An error occurred during the file system check.」。
Vine Linux 2 をインストールしたことで、/mnt/testOS だった sda2 のパーテーション名が変わり、Vine Linux 1 の /etc/fstab のラベルではマウントできなくなったらしい。

「Give root password for maintenance」とも表示されるが、直接の root ログインを禁止する仕様のためか、root パスワードを入れようとしても「Login incorrect.」になる。

レスキューモードで修復
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いったん落としてレスキューモードを起動。

[System to Rescure] 
   What partition holds the root partition of your instration?

の画面では、問題を起こしている sda1 を選択。

# chroot /mnt/sysimage 

念のため、パーテーション構成を df コマンド再確認、エディタを起動する。

# emacs /etc/fstab

「LABEL=/mnt/testOS」となっている部分を「/dev/sda2」に変更。
exit して再起動。無事起動できた。



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