のざわ様、素早いレスポンスに感謝します。 >>いま調べましたらmiBootファイルとVine26_Defaultだけで合計4.5Mほどのサイズ >>があります。ということはPPC版で起動フロッピーを作成することは不可能なの >>でしょうか。 >> >> > >OS が入った Hard disk があるのに、FD で起動というのは、可能なんでしょ >うか。bios というのか firmware で可能なのかな。 > これはおそらく可能です。FDドライブのついているMac、私の所有する物の中 ではPowerMac8500, 9500は、起動可能なシステムの入っているフロッピーディス クが挿入されている場合、そこから自動的に起動します。CDでブートもきちんと 起動システムができている場合、キーボード操作でCDから起動できます。 >> >> CD-ROM ブートというのも、人間が介在する必要はありませんか。 >>230MB では少な過ぎでしょう。まともに使おうと思うと 1GB 以上は必要です。 >>内蔵のハードディスクを使うという方法はできませんか? >> 現在、自分のもつ三、四台ずつのテスト用クラスタ以外に、二十台近くのノー ドからなるクラスタを立ち上げています(・・・全部Macです。借りられるネッ トワークがG3集団でしたし、私もMac以外のマシンをろくに扱ったことはありま せんでした)。そこでは並列計算プログラムもいくつか正常に動作している模様 です。ただこちらの半数以上はじつは借り物状態でして、ある期間はHDの中身を 元の状態にもどさねばなりません。そしてさらにその後、並列計算時にはまたイ ンストールです。こちらには起動CDあるいはFDを導入することで、よそ様のHDに 手をつけずに済まされることが理想と考えました。 NISの導入を考えたのは自分のテストクラスタに対してでありますから(本格 的な並列計算システムにNISを導入するのはいただいたアドバイスによると得策 でなさそうですし)私はふたつの異なった事情を同じスレッドに投稿してしまっ たことになります。ご容赦ください。三種類のクラスタを使えますから、そのう ちのひとつ、最大のものに並列計算を行わせている間に、テストクラスタのひと つで新たな並列計算プログラムを書きあるいはデバッグを行い、残るひとつで並 列計算システムの改善を模索しようと思っています。 いまのところシステムについて自分が取り組む課題の順番は以下のようなもの を考えています。 1. スレイブノードの IPアドレスの管理をどうするか?(dhcpというものしか知 らなかったのですが、のざわ様に紹介いただいたbootpというものを調べてみる ともっといいやり方がありそうに思います。) 2. アカウントの管理をどうするか?(テストクラスタにNIS、本格的なシステム には起動CDにアカウント情報を載せるという形を考えたのですが、1.を振り返る と他に方法があるかもしれないと思っています。先だってMLで教えていただいた rwhodに関連したものがありそうに思うのです。) 3. 並列計算に必要なスレイブノードの最小限のシステムはどのようなものか? それはCDあるいはFDに収まるのか?(並列計算についてはVineLinuxのMLで尋ね る内容ではないのでしょうが、扱う機種がMacという事情がありまして、PPC版の 起動CD, FDの作成法についてはぜひおうかがいしたいところです。) >というのは、まずは、内蔵のハードディスクにサーバー、クライアントとも、 >きちんとインストールを行なう。次に NIS でパスワードを共通にする。NFS >で /home を共通にする。/usr を共通にする。そして、クライアント用のカー >ネルを diskless に対応したものを再構築して、そのカーネルで起動できるか確 >認する、などが自分が理解しているかを実験してください。 > >そして bootp(dhcpd),tftp でサーバーからそのカーネルを引っぱれるように >する。それが可能ならば、クライアント用の / をサーバーに作る。もし、サー >バーからカーネルを引っ張ることができなければ、クライアントのハードディ >スクにカーネルだけを書いて、それで起動するが / 以下はサーバーのものと >する、などの方法があります。 > NFS共有まではできている、ということはクライアント(スレイブ)の用いる カーネルの(再)構築が必要ということですか。その後のステップも自分には難 度がかなり高そうですが、はじめはどこから手をつけたらよいのかも分かりませ んし各種サービスの存在も知りませんから、段階を追って説明いただき実に助か ります。 >拙速ではだめです。一つひとつ順を踏んで確認しながら進みましょう。 > お言葉通りです。他にもお気づきの点がありましたら皆様どうぞよろしくご教 授ください。 -- 田中 元 BYH01337@xxxxxxxxxxx