長南です。 鈴木さんのメールより [vine-users:065555] > > main のうち標準のCDイメージにはいらないものをどうするかは決めて > いませんが、要望がおおければ apt 用の CD イメージをつくっても構い > ません。(ネットワークに負担はかかりますが、手間はたいしてかかり > ませんので。) > #ただし、以前にもいったように私は個人的にはそういったCDイメージは > #あまり必要ではないとおもっています。 私としては、あった方がよいのではないかと思います。と言うより、 一枚に収まらないのなら、二枚組でもよいのではないかとさえ考えて います。要するに、それでインストールが一通り完了することが大事だと 思っていますから。 たしかに CD イメージをダウンロードしてインストールする人にとって、 二枚目のイメージはあってもなくても、たいして変わりがないでしょう。 しかし、今でも、はじめて Linux をインストールする人は、雑誌の CD-ROM を利用することが多いのではないでしょうか。そのとき、必要な ものが手元に一応全部そろっていた方が、負担が(とくに気分的な負担が) 少ないだろうと思います。 もちろん CD 一枚でもデスクトップ用途には充分なものが入っている ようですから、入門者にはそれで充分だろうと考えることもできます。 しかし、入門者が雑誌の付録を前にして、このディストリビューションを 試してみようかと考えるとき、あとでネットワークからのインストールが 必要になるとしたら、二の足を踏むのではないでしょうか(いずれそのうち、 ネットワーク経由でアップデートはしなければならないのですが)。 「何々をしたいなら、二枚目の CD からインストールしてください」 というのと「FTP サイトからインストールしてください」というのでは、 負担が大分違うと思います。もちろん、その「何々」が、比較的よく 使うものである場合の話ですが。 事情はかなり違いますが、先頃、SuSE(つづりはこれでよかったっけ)の FTP 版インストール CD が、雑誌の付録になっていました。あれを試して みた人はどれくらいいるのでしょうか。新規ユーザーを増やす宣伝には あまりならなかったのではないかと思います。 推測ばかりで、自分でも気が引ける内容のメールですが。 -- 長南洋一