On Mon, 03 May 2004 16:35:41 +0900 Masa Takahashi <masa@xxxxxxxxxxxxxxxxxxx> wrote: > これについては少々疑問な点があります。 > 安定の為に枯れたソフトを選択すると言うのであれば、X.orgのXではなく > XFree86の4.3.0を使うと言うのも選択肢の一つかと思われます。 4.3.0 に対して大幅な backport を施すのと、4.3.99.902 ベースの X.org X11R6.7.0 を修正して使うのでは 後者の方が安定して使えると 判断しました。VineSeed で4.3.99 になる前まで使っていた backported な 4.3.0 ではかなり無理のある backport も入っていましたし、今時の ビデオカード(i845/865なども含む)では不安定でした。 > が、それゆえにスキルが ついてくるとVineLinuxに物足りなさを感じるように > なるのです。 > そういう方々が他のディストリビューションに移行していきます。 スキルの種類がちょっと違うような感じがします。 #まあ昔話っぽくなったりジジくさくなるのでやめておきます(笑 開発に参加しているかぎりはやることはいくらでもありますし、手が いくつあっても足りません。XXが古いなあとかメンテされていないなあ と思えば手をあげることも出来ますし、自分好みに色をつけてしまう ことも可能でしょう(もちろんネゴシエーションは必要ですが) 次々あたらしいものが(勝手に)はいってくるのを 喜びや期待と するなら Vine Linux はお薦めではないでしょうね。 > 存亡の岐路は大袈裟かも知れませんが、絶対ありえないとは否定できません。 > 現実に過去に、ある程度の隆盛をみたディストリビューションの中には > 衰退していった物も いくつかありますよね? やみくもに最新を追いかけていると、いつか疲れます。過去の経験ですが。 よくもわるくもまったりと自分の環境を改善するためにやっていると、 疲労やストレスは多少軽減できるのではないかなあと思います。 だれもいなくなれば滅亡ということでしょうけど、その時には誰も 必要としていないし消えていっても惜しくなくなっているときなので しょう。 #仕事でやっていれば必要なのに消えるとかいうこともありますが。。 > 鈴木さんがVineLinux3.1でも2.6.x系kernelは採用しないと明言されている > ので、VineLinuxで2.6.x系kernelが利用出来るようになるのは来年ぐらい > ですかね?(もちろん自分で勝手に入れてしまうという手もありますが.....) VineSeed ではまあ近い内(といってもいつかは分かりませんが)には kernel-2.6 は入ってくるだろうと思いますが、それがいつリリースできるものと判断で きるかは微妙な感じはします。自分の環境だけをとってみれば問題なく使え たりはしますが、いろんな環境で統一的に(2.4より劣ることなく)つかえるも のが用意できるかということになると、もう少し後だろうと思います。 # それらを差し引いたうえでも残る大きなメリットというのが見えない # のが大きな原因です。 -- Daisuke SUZUKI <daisuke@xxxxxxxxxxx> GnuPG Fingerprint = 7DE6 9AC6 5E5B 1AF8 B38E 0992 90BF 4C09 7432 2CB0 President, Project Vine. http://vinelinux.org/ President, Vine Caves, Ltd. http://vinecaves.com/ Vice President, Japan Linux Association. http://jla.linux.or.jp/