vine-users ML アーカイブ



[vine-users:075902] Re: vine 4.0 の文字コード

  • From: 加藤 雅 <mkato@xxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:075902] Re: vine 4.0 の文字コード
  • Date: Tue, 23 Jan 2007 19:33:26 +0900
加藤(大阪)です。

やや蛇足、しかし意味無くもない?追加情報です。

Sun, 21 Jan 2007 22:10:19 +0900 付
kato wrote:

> Sun, 21 Jan 2007 12:18:36 +0900 (JST) 付
> 長南洋一さんのメールより:
> 
>     kato wrote:
> > > 堀野さん、長南さん、加藤、の差は何なんでしょう?
> > 
> > こういうことを面白がるのは、わたくしと加藤さんだけかも
> > しれませんが……、でも、気になりますねえ。

この「差」が何なのかが分かりました。
結論から言いますと、「KDEの設定を行った事の有無」のようです。

eagle がどうも KDE アプリっぽいのが気になって、net 検索してみると、
「windows 版との互換性の為、開発ツールキットとして qt が採用されている」
らしい旨の情報が有りました。

改めて調べると、今回新規に作ったユーザーでは一度も KDE セッションにログ
インしていないのに、eagle 実行後 ~/.qt という空のディレクトリが出来てい
ました。

一方、常用一般ユーザーでは、前に KDE を起動し設定を行ったことが有り、こ
の際の設定が  ~/.qt 以下にファイルとして残っていて、これが 100dpi フォン
トが無い状態でも、初回起動から「豆腐フォント」ではなく、かなり荒いけど読
む事が出来るフォントで表示される原因だったようです。

そこで kcontrol(KDE コントロールセンター)と eagle を(GNOME セッション下
で)起動し、 kcontrol の [外観 & テーマ] - [フォント] で各種のフォント、
フォントスタイル、サイズを選択/適用してみると、リアルタイムで eagle の
フォントに適用されました。

設定通りのアウトラインフォントでは無く、それぞれの代替のビットマップフォ
ントが適用されるだけですが、wait や slant、サイズ等は設定に従って変更さ
れるようです。

この設定は、~/.qt/.qtrc に保存されます。(従って、このファイルを削除すれ
ば eagle のフォント設定もリセットされます)

なお、kcontrol は、kdebase パッケージに含まれ、KDE を丸ごとインストール
しなくても、GNOME や他のウィンドウマネージャからでも実行できます。
(但し、この場合は英語モードになるようです)

apt-get でインストールした場合、kdelibs と qt が追加インストールされ、
116MB の(task-kde で、丸ごと KDE をインストールした場合で 328MB)ディスク
スペースが必要ですが、有用な(KDE 以外からも使える)アプリが豊富に含まれて
いますので、 HD に余裕が有れば試されるのも一興かと思います。

-- 
加藤 雅 <mkato@xxxxxxxxxxxxx>
	http://add10.hp.infoseek.co.jp/rox/