加藤(大阪)です。 やや蛇足、しかし意味無くもない?追加情報です。 Sun, 21 Jan 2007 22:10:19 +0900 付 kato wrote: > Sun, 21 Jan 2007 12:18:36 +0900 (JST) 付 > 長南洋一さんのメールより: > > kato wrote: > > > 堀野さん、長南さん、加藤、の差は何なんでしょう? > > > > こういうことを面白がるのは、わたくしと加藤さんだけかも > > しれませんが……、でも、気になりますねえ。 この「差」が何なのかが分かりました。 結論から言いますと、「KDEの設定を行った事の有無」のようです。 eagle がどうも KDE アプリっぽいのが気になって、net 検索してみると、 「windows 版との互換性の為、開発ツールキットとして qt が採用されている」 らしい旨の情報が有りました。 改めて調べると、今回新規に作ったユーザーでは一度も KDE セッションにログ インしていないのに、eagle 実行後 ~/.qt という空のディレクトリが出来てい ました。 一方、常用一般ユーザーでは、前に KDE を起動し設定を行ったことが有り、こ の際の設定が ~/.qt 以下にファイルとして残っていて、これが 100dpi フォン トが無い状態でも、初回起動から「豆腐フォント」ではなく、かなり荒いけど読 む事が出来るフォントで表示される原因だったようです。 そこで kcontrol(KDE コントロールセンター)と eagle を(GNOME セッション下 で)起動し、 kcontrol の [外観 & テーマ] - [フォント] で各種のフォント、 フォントスタイル、サイズを選択/適用してみると、リアルタイムで eagle の フォントに適用されました。 設定通りのアウトラインフォントでは無く、それぞれの代替のビットマップフォ ントが適用されるだけですが、wait や slant、サイズ等は設定に従って変更さ れるようです。 この設定は、~/.qt/.qtrc に保存されます。(従って、このファイルを削除すれ ば eagle のフォント設定もリセットされます) なお、kcontrol は、kdebase パッケージに含まれ、KDE を丸ごとインストール しなくても、GNOME や他のウィンドウマネージャからでも実行できます。 (但し、この場合は英語モードになるようです) apt-get でインストールした場合、kdelibs と qt が追加インストールされ、 116MB の(task-kde で、丸ごと KDE をインストールした場合で 328MB)ディスク スペースが必要ですが、有用な(KDE 以外からも使える)アプリが豊富に含まれて いますので、 HD に余裕が有れば試されるのも一興かと思います。 -- 加藤 雅 <mkato@xxxxxxxxxxxxx> http://add10.hp.infoseek.co.jp/rox/