大里です。 > From: Masa > Subject: [vine-users:065758] Re: 2.6系kenrelの必要性? > Date: Sat, 15 May 2004 19:47:59 +0900 > > VineUsersMLを見ておりますと「動くハズなのに動かない」とか > > 「kernelで対応しているハズの周辺機器で不具合がある」等の > > 不具合報告を散見します(kernel panicという話しも時折ありますね) > > > > これらの不具合が2.6系kernelで改善されるならば、採用するメリットは > あるのではないのかな?と 私は Project Vine のメンバーでもないし、以下は単なる 1 ユーザの 個人的な希望です。 Vine Linux は、隅々まで配慮の行き届いた破綻の少ないパッケージン グや、正しく美しく日本語を扱える環境とか、そういう点で魅力的な数少 ないディストリビューションだと私は思っています。 ですから、そういう部分を堪能したかったら、Vine のために動くハー ドウェアを調達して下さい。と言い切っても構わない、と思うんですが、 いかがでしょうか。 つまり、あなたは、 - Vine Linux を使いたい - 最新のハードウェアを使いたい のどちらなのですか? 前者、すなわち Vine を使うためにハードウェアを選ぶなら、安心して 使えるハードウェアは十分に入手可能です。 後者、すなわち最新のハードウェアのためにディストリビューションを えらぶなら、それは Vine ではありません。もちろん、Fedora Core 2 な どでは代償として「統制とカオスの狭間」の危うさも心行くまで味わうこ とができます。 個人的には、Vine の kernel や X server には、バックポートも最小限 に、「動かないものは動きません」という割り切りで、安定性と適切なリ リース時期の方にリソースを配分してくれた方が嬉しいです。 -- kazz