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[vine-users:060760] Re: VINEのインストールでエラー

  • From: Masa Takahashi <masa@xxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:060760] Re: VINEのインストールでエラー
  • Date: Fri, 06 Jun 2003 18:52:56 +0900
こんばんわ、政です。


OOSATO,Kazzrou wrote:
> おおさとです。
>
>
>>From: Masa Takahashi <masa@xxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
>>Subject: [vine-users:060720] Re: VINEのインストールでエラー
>>Date: Wed, 04 Jun 2003 21:46:02 +0900
>
>
>>>lilo のやる仕事は partition boot sector に制御を渡すだけなので、
>>>FAT でも NTFS でも EXT2/3 でも、あるいは未知の file system で
>>>あっても関係ないように思えるのですが、XP の NTFS の partition
>>>boot sector というのは Windows 2000 以前のものとは違う問題が何か
>>>ありましたでしょうか。
>>>身の回りに WindowsXP なマシンがなくて実験できないので、純粋な疑
>>>問です。
>>>
>>
>>実は前回のmailを送信する前にJFとかを見て、このmailを書いている
>>マシンで試してみました。
>>すると、liloからWinXPを起動させようとすると途中まで起動するのですが
>>確かautocheck(定かでありませんが)とかいうのが見つからないというような
>>英文が表示されて何度も再起動してしまいます。
>>このマシンにはgrubで起動するRedHat9もインストールされており、grubから
>>WinXPを起動させると問題無く起動するので上記のように書きました。
>>また、違うマシンではliloでWinMEとVine2.6r1を特別な設定無しにデュアル
>>ブートになっております。
>>数年前の記憶ですが、Win2000(FAT)に関しても特別な設定をした記憶が
>>無いのでFATと(WinXPの)NTFSでは処理が違うのかな?という解釈をしました
>>(間違っているかもしれませんが.....)
>
>
> ファイルシステムと結びつけて考えるのは、たぶん、間違っています。
>

ブートマネージャとファイルシステムの関係については(私自身)判断
できない部分もありますが、少なくとも私の環境ではliloからWinXPを
呼び出した時だけ問題が発生しました。

私のマシン構成は以下の通りです。
IBM ThinkPad X24
MBR システムコマンダー7
hda1 WinXP
hda5 RedHat9(grub使用)
hda6 Vine2.6r1(lilo使用)

でも、おおにしさんは問題ないそうですので私の環境だけトラブってる
のでしょうかね?


> 「lilo のやる仕事は……」以下の、lilo が other=<device> として、
> 他システムの partition boot sector に制御を渡す部分では、その先
> のファイルシステムが何であるかは問わないと言うことに対する反論
> なら、その理由を書いてください。
> あるいは、そこを見落していたなら、もう一度読んでください。
>

反論ではありません。
私もliloのやる仕事はboot sectorに処理を渡すだけだと思うのですが.....
確かにboot sectorに処理を渡す所まではうまくいっているように見えます。
途中までは起動処理を行いますので.....しかしどうしてもhda6にある
liloからWinXPを起動しようとすると起動途中で再起動してしまいます。
なのにhda5にあるgrubからは問題無く起動するので、WinXPの処理の問題か、
あるいはliloに特別な設定が必要なのかな?と.....(謎です、やはり私の
環境だけなんでしょうかね?)
もちろんMBRにあるシステムコマンダーからは問題無く起動します。


>
> ハードディスクの先頭のセクタ( track=0, head=0, sector=1 ) は2つ
> の部分から構成されます。先頭から 446 byte は MBR( master boot
> record )です。その後に 16 byte x 4 の partition table があります。
> DOS/Windows の MBR は、active partition としてマークされた
> partition の先頭にある partition boor sector に制御を渡すまでが
> 仕事です。

とても勉強になりました、ありがとうございます。


> ですから、lilo が DOS/Windows タイプの MBR の代役として、
> Windows の sysytem partition の boot secrot に制御を渡しさえす
> れば Windows は起動します。同様に、partition boot sector から
> 起動できるメカニズムを持っている OS ならば、Windows でも、OS/2
> でも、DOS でも、linux でも、あるいは lilo 自身が知らない何かの
> OS でもできます。ファイルシステムまでは見ませんから未知のファ
> イルシステムであっても関係ありません。

丁寧な解説ありがとうございます。上記の通りboot sectorに制御は
渡っているハズです(途中まで起動処理をするので)


> いままでの Windows では稀なケースを除いて問題にならなかったこ
> とですが、起動後の XP が再度、MBR の情報を参照し、それが
> Microsoft 製のものではないことで、異状と判断する可能性がある
> ことも否定はできないからです。
>

上記の通りですが、MBRにはシステムコマンダーが入っており
こちらからの起動は問題ありません。
liloだけが問題になります。


> NT/2000 の頃から、常にそういう疑いはあったわけで、その点をク
> リアにしながら、lilo による linux と Windows の安全な dual-
> boot の方法というものがあります。
> それは、lilo のインストール先を、どこか他の partition boot
> sector にして active partition のマークを付けておくことです。
> MBR は Microsoft のものがそのまま残っていますから、Windows の
> 動作に関する思わぬ副作用を心配する必要がなくなります。
>

この方法、最近 とある方から教えていただき、近々パーティションを
切り直した上で試してみようかと思っていました。
現状WinXP以外は全て拡張パーティションに入っていますので、普通の
状態ではLinuxの入ったパーティションはactiveにならないようです。
しかし、システムコマンダーは同居している全てのOSのパーティションを
activeにする事が出来るみたいです。
システムコマンダーは初期起動時にactiveになっているパーティションのみが
メニューとして表示されてboot可能になるみたいです。


> その方式なら、Windows XP であっても lilo から起動できるはず
> だとおもうのです。(XP でやってみたことはないのですが、不可
> 能な理由が見当たらない)
> Linux-users ML などでは、過去になんども議論され、dual-boot の
> 際の lilo のいちばん確実な使用方法ということになっているので
> すが。
>

近々実験してみたいと思います。


>
>>># 最近、dual-boot やらなくなってしまったなぁ…
>>>lilo が LBA に対応したとはいえ、できることなら /boot は古典的な
>>>BIOS から手の届く場所に置いておきたいし、実際ややこしいトラブル
>>>にはまりたくないので必ずそうしています。
>>>
>>
>>私の場合、Winには、あまり詳しくないので(Linuxにも未熟ですが)8GB以内に
>>/bootを持ってくるとWin関係のパーティションが分断されたりするので、
>>ちょっと臆病になっています(プリインストールのソフト自身は5GB程度
>>あるので)
>
>
> つーか、私は Windows のパーティションを分断したいわけなんです。
> つまり、C: は OS とアプリケーションプログラムだけにして、データは
> D: 以降におきたい。そうすると C: が飛んでも再インストールで復元で
> きますし、データは守られる。
>

私も一時期、そうしていたのですが私の頭では混乱してしまったので
Windowsは一つのパーティションにするようにしてしまいました。

また機種によっては、パーティションが特定の条件になっていないと
リカバリー出来ない機種もありますので、そうしています。


>
>>でも、諸事情(例えばBIOSのアップデートとか)によりWinを消すわけにも
>>いかないんですよね。
>
>
> ふつう、DOS の floppy でやりません?
>

私のマシンのBIOSのアップデートには2種類用意されておりまして
1つは、専用のソフトをWin上で起動すると そのまま半自動的に
BIOSがアップデートされるという方法
2つ目は、やはりWin上で動作するソフトになっておりまして
それを起動するとアップデート用のFDが半自動的に作成される
ようになっておりまして、いずれにしてもWinが無いと出来ない
状況に近いです。DOS環境でも出来なくはないようですが、
容量が大きかったり(FDの容量以上の場合もあったり)して処理が
とても大変です。
のでHDDから処理する方がとても楽というか、そうでないと処理出来ない
場合もあるのです、しかもエンベディドコントローラというBIOSの
一部のような部分もBIOSと一緒にアップデートするのでなおさらです。
2つ目はrawriteみたいなソフトとアップデートのデータを一つに
パッキングされているようなソフトなのです。