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[vine-users:063832] Re: 起動時の fsck にてファイル破損及び起動不良

  • From: "Nami" <info@xxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:063832] Re: 起動時の fsck にてファイル破損及び起動不良
  • Date: Fri, 9 Jan 2004 22:20:07 +0900
並です。

> tune2fs にて dir_index をオフにするだけで良いように思えます。

そのようですね。
ディレクトリのインデックスを削除するだけなら、tune2fs だけで良いようです。
実際に「これで再起動したら破損する」というマシンで試してみましたが、
tune2fs だけで再起動時のトラブルはなくなりました。

私としては、このスレッドの最初のほうで出た、

http://www.audiodevil.com/phoebe3/RELEASE-NOTES-ja.html

の話は、tune2fs でインデックスを削除して、削除したことによって発生した空間を、
e2fsck で詰めましょう(最適化しましょう)という意味だと考えています。

> https://listman.redhat.com/archives/ext3-users/2003-January/msg00085.html
> 
> からのスレッドをみると、そもそも e2fsck の -D オプションそのものが問題
> を抱えているように思えてならない

読みました。ただ、e2fsck(e2fsprogs)が古いのはまずいが、
-D オプションがまずいとは書かれていない気がするのですが……。

上記 URL の話は、大まかに、
「ディレクトリ インデックスを使う場合、
古い e2fsck ではインデックスの再生成にバグがあるから、
新しい e2fsck を使うか、ディレクトリ インデックスをオフにしましょう」
ということなのではないのでしょうか。

ということは、ディレクトリ インデックスを使わない、
従来の線形的なディレクトリ構造であれば、
-D オプションで最適化しても問題ないのではないかと思います。
(実際にやっても変なエラーは出ませんでしたし。)

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    並 義信    info@xxxxxxxxxx
    Shimonoseki City, Yamaguchi Pref., Japan
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