加藤(大阪)です。 Thu, 23 Feb 2006 00:22:27 +0900 付 Satoshi Tsujiさんのメールより: > > もう一度お尋ねしますが、辻さんはどういう環境が欲しいのでしょうか? > > > > ・最新の安定版 Vine Linux 環境(= Vine Linux 3.2) > > ・不安定な開発環境である VineSeed > > ・その他(ナニ?) > > > > 何を求めるかによって、この後、何をするべきかが違ってきます。 > > Seedが不安定であるということは承知の上ですが、3.2をクリーンインストールしてみたところ、 > X起動中にキーボードが反応しなくなってしないました。 > 使用目的はワークステーションです。 > そのため、不安定でも新しいものを入れたい、ということでSeedを入れようと思った次第です。 金子さんが懸念されておられる事でも有ると思うのですが、失礼ながら大変無駄 な労力を費やしておられるように見えます。 1.vine 2.6r4 から Seed へ、dist-upgrade を繰り返しながら上げて行く 2.vine 3.2 から、直接 Seed へ上げる この二つの結果として出来上がった Seed 環境には『ほんの僅かしか差が無い』 という事は理解されてるでしょうか? どんな差が有るのかと言えば、前者では、『使う事が推奨されていない obsolete なアプリケーション』の内、他のアプリケーションとコンフリクトし ないもの、つまり、『(多分)殆ど使う事も無いアプリケーション』が、幾らか余 分に残される(かもしれない)と言うだけの差です。 ワークステーション用途で常用されるようなアプリケーションは、1 の方法で も 、2 の方法でも、全て同じバージョンにまでアップグレードされる為、1 の 方法を取る事に意味が有るとは思えません。 辛うじて、vine 2.6r4 環境での、ホームディレクトリ下の設定ファイルを維持 したい様な場合に限り、多少は意義が有るかも知れませんが、これとて、設定 ファイルの下位互換が保証されているとは限らない為、アプリケーションの誤作 動も懸念されます。 まして、辻さんの場合は 2.6r4 も、 > 2,3日前にVine2.6r4をFTP経由でフルインストールしました。 と言う事ですから、1 の方法は全くの無駄では無いかと思えます。 又、注意して戴きたいのは、どんな方法で Seed 化したところで、得られるのは 、辻さんが希望されてる Vine2.6 並の GNOME(version 1.x 系列) では無く、 Vine 3.2 の GNOME と同じ version 2.x 系列 の GNOME です。 > X起動中にキーボードが反応しなくなってしないました。 > マウスの反応やアプリケーションの起動時間などが長い > KDEをインストールしようとしたのですが、apt-get install task-kdeで依存 > 関係エラーがでた 等と言う問題は、Seed 化した所で解決する可能性は殆ど有りません。 それより、現時点の vine で、最新で、最も安定したディストリビュージョンで 有る 3.2 環境で問題を一つずつ解決して行く方が、より『現実的、かつ、容 易』だと思えます。(当 ML からも、最も多くの情報が期待できます) どうしても Seed 環境を築きたいなら、その後にされた方が良いかと思います。 -- 加藤 雅 <mkato@xxxxxxxxxxxxx> http://add10.hp.infoseek.co.jp/rox/